基金の概要
加入のメリット
基金のしくみ
福祉施設事業
FAQ(よくある質問)
設立事業所
基金規約
財政報告
資産運用
提出書類等
平成21年度決算

平成22年度 基金決算のお知らせ

 当基金の平成22年度決算が、去る9月9日に開催された第76回代議員会において審議され、全会一致で可決・承認されましたのでお知らせします。
 平成22年度は、新興国や米国株式市場が上昇しましたが、東日本大震災の影響等により国内株式が下落しました。その結果、当基金の資産運用状況はマイナス運用となり、不足金を計上することとなりました。
 
積立水準の検証
 基金では、毎年度積立水準の検証を行っています。検証方法は、基金が将来的に継続することを前提とした「継続基準」と、決算時点で解散することを想定した「非継続基準」の2つの基準によって行われます。
 当基金における平成22年度末の積立水準は下表のようになっており、継続基準の財政検証の結果、①が②を下回るため、掛金の見直しが必要です。
 非継続基準の財政検証では、③の④に対する比率が1.09と基準の1.05を上回っていますが、⑤に対する比率が0.65であり、基準値の0.90を下回っているため、積立水準の回復計画の再策定が必要です。ただし、当年度は財政再計算の年度に該当するため、これに合わせて見直すことになります。
積立水準の検証
年金経理
損益計算書(平成22年4月1日〜平成23年3月31日) (単位:円)
収益勘定 費用勘定
科目 決算額 科目 決算額
掛金等収入 2,649,860,885 給付費 3,239,115,967
受換金 6,514,421 運用報酬・
業務委託費等
156,517,788
政府負担金 193,522,732 移換金 112,061,424
その他

25,037,484

運用損失 621,032,842
最低責任準備金
(継続基準)減少額
1,988,047,000 資産評価調整額
減少額
3,609,969,844
当年度不足金 4,864,753,649 数理債務増加額 585,957,000
    最低責任準備金
増加額
1,190,896,000
    未償却過去勤務
債務減少額
203,864,000
    その他 8,321,306
合計 9,727,736,171 合計 9,727,736,171
貸借対照表(平成23年3月31日現在) (単位:円)
資産勘定 負債勘定
科目 決算額 科目 決算額
年金資産 38,840,611,506 数理債務 16,690,710,000
流動資産 442,922,929 最低責任準備金
(継続基準)
34,323,058,000
資産評価調整額 2,398,328,399 支払備金等 843,612,376
未償却過去勤務
債務残高
3,305,349,000    
繰越不足金 2,005,414,893    
当年度不足金 4,864,753,649    
合計 51,857,380,376 合計 51,857,380,376
>> 業務経理